令和3年分の確定申告から確定申告書等作成コーナーで新サービス

深草 亮平

税務・会計

国税庁は、7 日、同庁ホームページに令和3 年分の確定申告書等作成コーナーがさらに便利になる新規の開発内容を公表しました。

【令和3 年分確定申告書等作成コーナー新規サービス】
① マイナポータル連携による申告書の自動入力対象が拡大。連携対象にふるさと納税、地震保険料及び医療費を追加
② パソコンとスマホでe-Tax(ICカードリーダライタが不要)
③ スマホカメラで「給与所得の源泉徴収票」を自動入力
④ スマホ申告の対象範囲が増加。特定口座年間取引報告書(上場株式等の譲渡所得等・配当所得等)と上場株式の譲渡損失額(前年繰越分)及び外国税額控除を追加

①のマイナポータル連携による申告書の自動入力に加わった医療費は、令和3 年分の確定申告では、令和3 年9 月から12 月分の医療費通知情報(保険診療分)が令和4 年2 月上旬に取得可能となります。また、令和4 年分以降は1 年間を通した医療費(保険診療分の)取得が可能になります。国税庁は、税務署に足を運ばずに確定申告が行えるように環境の整備を行っているとのことです。マイナンバーをお持ちの方は、マイナポータル連携を使用してみてはいかがでしょうか?

税務会計1 課

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