社会人の学び直し「リカレント教育」

株式会社佐々木総研

人事労務

「リカレント(recurrent)」とは、「繰り返す」「循環する」という意味で、リカレント教育とは、学校教育からいったん離れて社会に出た後も、それぞれの人の必要なタイミングで再び教育を受け、仕事と教育を繰り返すことです。近年、リカレント教育が注目される背景には、日本人の平均寿命の延びと技術革新の急速な進展が大きくかかわっています。
これまでの私たちの人生は、学校で勉強した後、就職し、ある程度の年齢になったら退職し、リタイヤ後の生活を送るというスタイルでした。しかし現在は、社会に出た後も、会社をいったん辞めて留学する、転職や起業で新たな仕事を始める、子育てをしながら働く、定年後も新たな仕事に挑戦するなど、キャリアアップ、キャリアチェンジしていくスタイルに変わりつつあります。
これからの時代は、多様なライフスタイルやライフステージの変化に応じた生き方や働き方がいっそう求められるでしょう。学校を卒業した後も、新たな知識やスキルを身につける学び直しは、生き方や働き方の選択肢を増やし、人生の幅を広げることにつながります。「学び」に遅すぎることはありません。何歳になっても学び続けていくことは重要です。
リカレント教育を始めてみたいと思ったら、まずは、文部科学省事業で開設・運営しているウェブサイト「マナパス」にアクセスしてみましょう。社会人の学びについての情報が幅広くまとめられています。
(出典)政府広報オンライン

人事コンサル課

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