未来の自分からのSOS:「なぜ保険、入らなかったの?」

内田 博史

リスクマネジメント

本コラムの内容は、執筆時点での法令等に基づいています。また、本記事に関する個別のお問い合わせは承っておりませんのでご了承ください。

2人に1人以上

この数字に見覚えのある方は、多いのではないでしょうか。

そうです。日本人が一生のうちに、何らかのがんにかかる確率となります。
■男性:約65%(2人に1人以上)
■女性:約50%(2人に1人)
※国立がん研究センターの統計に基づく

がんの原因(リスク要因)として、いろいろな原因が考えられますが、
喫煙、過度の飲酒、不適切な食生活、運動不足といった、生活習慣によるものが、
主に挙げられます。

■私の父が数年前に大腸がんを患い、今は寛解しましたが、手術や治療を思い返すと、
長期にわたっての治療でしたので、日々の生活や看病する家族の負担に併せて、
特に気になった点が治療に係るお金でした。
つまり、公的医療保険内で治療が済むかどうか、です。

■私の父は、治療とはいえ、治療費に多くお金をかけられる余裕がありませんでしたので、
公的医療保険で収まる範囲での治療を、時間をかけて進めました。
保険での給付があったならば、選択する治療が変わったかもしれません。

がん保険に加入することで、例えば、1日以上の入院で日額10,000円の給付金が支給、
がんと診断された段階で100万円単位のまとまった給付金が支給、がんで所定の自由診療による抗がん剤治療を受けた時に給付金が支給、がん先進医療といった保障を受けることができます。
また、七大疾病等の生活習慣病という大きな枠組みでも、保障される保険もあります。

「 備えあれば憂いなし 」
その時となっては時すでに遅し、の場面も出てくるかと思います。
そのためにも病気を含め、先々考えられることを想定することが大切だと、
父の件を通じて実感した次第です。

ぜひ、将来のための保障を、改めて考えてみては、いかがでしょうか。

2025年7月2日

著者紹介

内田 博史
経営プランニング部 営業推進室

制作者の直近の記事

コラム一覧に戻る
お問い合わせ

PAGE TOP