新年のご挨拶

佐々木 直隆

その他

2014年、日本はGDPの上昇が予想外に低く、消費税増税を見送らざるを得ませんでした。次の時代に対応すべき税と社会保障の一体改革の最初から、これからの改革の困難さが見えた年となりました。

今年は戦後70年の年でもあります。明治維新、第二次世界大戦後と大きな困難のときを、多くの人々の思いと努力で驚異の経済的成長を成し遂げてきました。三度目となる今回、前回二度大きな成長の要因であった人口増加のボーナスはありません。むしろ人口減少の中での改革が必要とされています。今までとは異なる成長の方法が必要なのです。

昨年のあいさつの中で一人当りの付加価値のアップが我が国にとっても企業にとっても必須となり、あらゆる分野でイノベーションが必要だと書きましたが、今年も変わることなく、追い続けていかなくてはなりません。まずは、必ず成し遂げるのだと強く思い、一つ一つを、一日一日を精進していこうと思います。

今年は社長を譲り、会長として次の経営陣やスタッフの成長をサポートしていくと共に、事業承継の相談に、より多く対応させていただければと思っております。

今年が皆様にとって佳い年とありますように。

2015年 元旦
佐々木総研グループ
会長

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