AIとWindowsがもっとつながる!「MCP」対応発表

綾部 一雄

DX推進

本コラムの内容は、執筆時点での法令等に基づいています。また、本記事に関する個別のお問い合わせは承っておりませんのでご了承ください。

もし、AIがもっと自然にパソコンと連携できたら、私たちの仕事はぐっと楽になると思いませんか?そんな未来に向けた新しいステップが、2025年5月のMicrosoft Buildイベントで発表されました。

今回注目されたのは、「MCP(Model Context Protocol)」をWindowsがネイティブにサポートするというニュースです。これは、AIがWindows上でアプリやシステムの機能をスムーズに使えるようにするための新しい仕組みです。

AIがあなたの代わりにアプリを開いたり、保存されたファイルを見つけたり、設定を変えたりすることが、より簡単に実現できるようになります。開発者が自分のアプリに「こんな操作ができますよ」と教えておけば、AIはその機能を自動的に呼び出して作業を進めることができます。

まるでコーヒーメーカーのスイッチを入れるように、パソコンを開くだけでAIが今日の準備を整えてくれる——

そんな自然な日常が、少しずつ現実になろうとしています。

参考サイト
Advancing Windows for AI development: New platform capabilities and tools introduced at Build 2025
https://blogs.windows.com/windowsdeveloper/2025/05/19/advancing-windows-for-ai-development-new-platform-capabilities-and-tools-introduced-at-build-2025

2025年6月20日

著者紹介

綾部 一雄
DX推進支援部 ICT活用推進室課 マネジャー

制作者の直近の記事

コラム一覧に戻る
お問い合わせ

PAGE TOP