コラム de スタディ

2020.01.07.
2020年新年のご挨拶 「ファクトフルネス」

昨年のベストセラー『FACTFULNESS(ファクトフルネス)10 の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』の中に、「ネガティブ本能」というキーワードが出てきます。本書のなかで、「ネガティブ本能」とは、「人は誰しも、物事のポジティブな面より、ネガティブな面に注目しやすい」という人間の性質、とされています。

これは、行動経済学の世界でも、「プロスペクト理論」のなかの「損失回避性」として研究されています。それによると、「人間は利得よりも損失の方が約2 倍強く感じる」ので、「無意識のうちに損失を回避する心理的な傾向をもつ」、というのです。

日本の人口減少・少子高齢化が、進んでいます。うんざりするくらい、報道もされるようになりました。2018 年の確定データでは、出生数91 万8400 人、死亡数136 万2470 人で、1 年間で44 万4070 人の減少となりました(厚生労働省 人口動態統計)。これが今後より加速していくことは、確定しています。このような人口減少局面では、一般論で考えると、あらゆる経済が縮小します。ネガティブにしか捉えられない程、インパクトの大きい話です。

ファクトフルネスにしても、行動経済学にしても、その根底には、「人間はときに不合理で判断を間違いやすい、ということを認識したうえで、できるだけ合理的な意思決定をしていこう」という目的があります。
まさに、企業経営においては、このような「ネガティブ本能」の存在を受け入れたうえで、そのなかでも、できるだけ冷静に、客観的に、意思決定をしていく必要がでてきます。一般論で考えるとすべてがダメそうなことも、「業種」や「地域性」などを冷静に分析してみると、そうではないことも多いものです。ここに目をつけて、必死でアイデアを出して、実行に移していくことが、経営者の仕事。そして、これらの支援をすることが、私たち佐々木総研グループの、重要な役割のひとつである、と捉えています。

私たち佐々木総研グループは「経営のよろず相談屋」として、皆様の企業経営を力強くサポートできるよう、日々精進いたします。本年も、よろしくお願い申し上げます。

2020年 元旦
株式会社佐々木総研 代表取締役

一覧ページへ

代表の部屋

  • 代表のイメージ
  • 代表の佐々木直隆がこれまでの豊富な経験から得たことを発信します!
  • 詳細を見る

会員限定コンテンツ

  • 会員募集中!経営に役立つセミナー情報や業界ニュースをお届けします!
  • はじめての方へ
  • ログイン
  • おかげ様で40周年 特別座談会「これからの経営に大切なこと」-これからの地域社会との関わり-
  • 佐々木総研グループFacebookページ
  • 医療・介護・福祉分野の税務会計なら西日本税理士法人
  • 医療・介護・福祉分野の人事労務管理なら西日本社会保険労務士法人