コラム de スタディ

2018.10.12.
社労士モリの映画あれこれ⑤~ブレードランナー(1982年:アメリカ)~

※この作品は、2017年7月に配信された内容です。

 

私が初めて鑑賞したのは中学生の時。

大阪梅田の映画館で公開2日目の日曜日でしたが、館内はガラガラ。

当時興行的には不振だったこの作品は、むしろ年月を経る度に評価が高まり、現在では映画史上に残るSF映画として、その影響は計り知れないほど。

かくいう私も当時感動し、恐らく今までビデオ、DVDを含めて最も鑑賞した回数が多いのではないかと思うほど魅了された作品です。

 

舞台は2019年のロサンゼルス。

科学の進歩により人間そっくりの人造人間(レプリカント)が造られ、宇宙での労働に使用されていましたが、ある数名のレプリカントが人間を襲撃殺害した上に地球に潜入。

彼らの目的とは?

そしてレプリカントを抹殺する為の捜査官「ブレードランナー」が捜査に乗り出す。

 

この作品は、今まであった明るく華やかな未来のイメージを全く覆し、暗くジメジメし混沌としたデストピア的世界観の作りこみ方が最大の功績を上げています。よって作品のトーンもかなり地味で、SF映画という事で派手な見せ場を期待すると肩透かしを喰らうでしょう。未来を舞台にしていても、フィルム・ノワールやフィリップ・マーロウのような探偵が登場しそうなハードボイルドタッチの趣に近く、それ故に渋い味わいが前述の世界観と重なり、見事な化学反応を示しているのです。

そしてクライマックスの捜査官(ハリソン・フォード)とレプリカントのボス(ルドガー・ハウアー)の戦い。単なる悪役と思っていたレプリカントが見せる最後の輝きは感動的で、ハウアーの個性もあいまって、完全に主人公であるはずのフォードを喰ってました。

そこには「本物と偽物との違いとは?」という問いが、「人間とは一体何なのか?」に連なり、その哲学的なモチーフも多くのファンを生んでいる理由かも知れません。

 

なおこの作品の続編が遂に製作され、2017年10月に「ブレードランナー2049」として公開予定。この作品の評価が高い故、かなりハードルが高くなりそうですが、やはり期待せずにはいられません。

 

 人事労務課

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